【意外と簡単】本の内容がスッと頭に入る「正しい本の選び方3ステップ」
将来に向けて読書をはじめたけど、どんな本から読み進めれば良いのか分からない…
今回の記事は、このような人に向けて書きます。
読書習慣を身に付けて、正しい生活習慣や時間管理方法、ビジネススキルを学びレベルアップするぞ!
…と意気込んだものの、手当たり次第に評判が良さそうな本を読みまくっていませんか?
何を隠そう…僕が読書をはじめた頃、まさにそうだったのです。
下に載せた本のラインナップをご覧ください。
これは私が読書をはじめた頃、何も考えず手あたり次第買いまくった電子書籍です…(は、恥ずかしい…)
- ビジネススキル
- ブログ
- 投資術
- 税金関係
- アドラー心理学
- マインドフルネス
- セラピー
- ティム・クック
- 集中力
- マンガ(笑)…
このラインナップ、一体なにを学びたいのか分かりませんよね…。
この頃は本を読んでも全然頭に入らず、ただ1ページ目から文字を追っている状態でした…。
でも、手あたり次第に本を読んでいると、次に示す3ステップで本を読み進めていけば、本の内容がスッと頭に入るようになり、習得したい知識・技術が最短距離で手に入れられることに気付きました。
- 人生観を広く学べる本(目標設定)
- 本の読み方を学べる本(読書技術の習得)
- 習得したい知識や技術を学べる本(専門書)
私は①②の知識や技術を身に付け、いまは③の本をガンガン読んでレベルアップしています。
とは言え、上記①~③を見ても「えッ?どういうこと?」と思いますよね。
大丈夫、安心してください!
これ以降の記事では、本の選び方3ステップを1つずつ図解を用いて、おススメの本を紹介しながら分かりやすく解説します。
この記事を読めば、手あたり次第に本を読んで時間を浪費することが無くなり、効率的&効果的に身に付けたい技術や知識を得られるようになりますよ。
この記事はサクッと5分で読めるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
本の内容が頭に入らないのは何でなの?(原因は3つあります)
本題に入る前に「手あたり次第に本を読むと、なぜ本の内容が頭に入らないのか」の本質的な部分を語ります。
本を読んでもなかなか頭に入らない原因は次の3つです。
- 本を読んでいる自分に満足している
- 本を読む目的があいまいである
- 本を読むための集中力がない
僕は最初この3つに当てはまり、多くの時間を浪費しました…。
本を読んで学びたい意志はあるのに、良さそうな本を手に取り読んでも、文字を目で追っているだけで頭の中では全然違うことを考えてしまう…こんな感じですね。
この3つの原因について、1つずつ解説していきます。
本を読んでいる自分に満足している
これは読書を始めたばかりの頃にありがちです。
「読書している自分はえらい」といった感じで、肝心な本の内容がまったく頭に入っていません。
これは読書に限らず、次のようなことも同じと言えます。
- 資格取得のための参考書を購入 ⇒ 買って満足してしまい、結局勉強しない
- ギターをやりたいと思って購入 ⇒ 買って満足してしまい、部屋に飾って終わり
- 美味しそうな料理本を購入 ⇒ 買って満足してしまい、結局コンビニご飯の日々
人間には「所有欲」があり、それは所有した瞬間に満たされて一気に欲がさめてしまうのです。
これを回避するためには、本を読む目的をはっきりさせて、ゴール設定を見直す必要があります。
本を読み、副業で毎月5万円を稼ぐ知識と技術を身に付けるぞ!といった感じです。
本を読む目的があいまいである
勘違いしてはいけないのが、読書は「目的」ではなく「知識や技術習得の手段」ということです。
知識を身に付けるための読書とは、本来次のような目的を持って読むべきなのです。
- 本を読んでどんな情報を得たいのか
- 本を読んでどんな自分になりたいのか
- 本を読んでどんなことを解決したいのか
本を読む目的があいまいだと、読んだの内容は頭に入らないし、すぐ忘れてしまいます。
本を読むための集中力がない
本を読むための集中力がない原因は、次の2つが考えられます。
- 本を読む環境が整っていない
- 本を読む体調が整っていない
本を読む環境が整っていない
シンプルに、気が散って集中できない環境で本を読もうとしてます。
このように、読書がはかどる環境づくりは非常に大切です。
環境を整えるためには、家族の理解を得ることも重要です。
本を読む体調が整っていない
寝不足だったり、休日は平日と異なる時間に就寝・起床して、生活リズムを崩している場合です。
普段の生活リズムから2時間以上ずれると、体内時計がずれて体調不良になり、その補正には何日もかかると言われています。
本を読む前に「ココロとカラダの健康」という基礎をしっかり作りましょう。
本の内容がスッと頭に入る「正しい本の選び方3ステップ」
ここから理解を深める「正しい本の選び方」について、分かりやすい図解とおススメの本を紹介しながら、分かりやすく解説します。
「正しい本の選び方」は、次の3ステップです。
- 「人生観」を広く学べる本(目標設定)
- 「本の読み方」を学べる本(読書技術の習得)
- 習得したい知識や技術を学べる本(専門書)
それでは、1つずつ解説していきましょう。
STEP-1:人生観を広く学べる本(目標設定)
まず手に入れたい知識や技術を明確にする前に、自分の目指したい将来像を明確にしましょう。
- 自分は将来何がやりたいのか
- 将来やりたいことは需要があることか
ここが固まっていない、または方向性を間違えると、目的もなく本を読んでいるだけで「読書自体が大きなタイムロス」になります。
とは言え、自分の将来像ってぼんやり考えても見えてこないんですよね…。
そこで、人生観を広く学べる本を読みながら、やりたいことや目指したいことのヒントを得るのです。
人生観を学ぶ本には、答えが書かれていません。
自分の人生観について自問自答しながら、ハッと大切なことに気付くまでじっくり読み進めてください。
この段階では本を早く読もうとあせらず、しっかりかみ砕けるように、じっくり読むことが大切です。読書は必ずしも早く読む必要はなく、時には遅読も必要です。
この本は当ブログでもおススメしていますので、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
もう1冊はコチラ。同じく当ブログで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
STEP-2:本の読み方を学べる本(読書技術の習得)
STEP-1で人生観を固めたら、さっそくノウハウを学びたい!…と気分は高まるのですが、もう少し基礎力を磨きましょう。
ずばり、本の読み方が学べる本を読むのです。
本の読み方を学ぶと、読書の効果をガツンと引き上げつつ、重要な情報がスッと頭に入るようになります。
本は最初から最後まですべて読もうとすると、1冊4時間くらいかかります。(平均的な大人が1分間に読める文字数は約500文字、本1冊の平均文字数は約12万文字で計算)
世の中には月に100冊以上の本を読む人達がいますが、その人達は本を最初から最後まで読んでいません。(というか全部読んでいられません)
必要な箇所のみをつまみ食いする感覚でパラパラ読み進めているのです。
この感覚を覚えることが大事です!
注意点は、本の読み方を学ぶ本は3冊以上読まないこと。
著者によって伝えたいことが違うケースが多いため、いろんな本に手を伸ばし読んでしまうと、頭が混乱してしまいます。
私はコチラの1冊を読み込めば十分だと考えていますので、ぜひ参考にしてください。
著者「メンタリストDaigo」が心理学や脳科学を活用しながら、読書の効果・効率を上げるノウハウをたっぷり分かりやすく解説してくれますよ!
STEP-3:習得したい知識や技術を学べる本(専門書)
STEP-1・2をマスターすれば、もう大丈夫!
ここからは、あなたが得たい知識や技術の専門書をガンガン読みまくってください。
ここまで来たら、得たい知識や技術は明確になっており、読みたい本もたくさんピックアップされているでしょう。
個人によって得たい知識や技術は違うので「この本がおススメ」と言える本はありませんが、私の場合は、Amazonでレビューと概要を3分ほど軽く読み、星4.0以上のこれはイイかも!と思った本はすぐ購入します。
ここでは、当ブログのコンセプト「会社員が健やかなセカンドキャリアを手に入れる」に焦点を当てて、おススメ2冊を紹介しておきますね。
少ない努力で最大の成果を出す方法を教えてくれる本書。本書から仕事を効率化する方法を学び、生まれた時間で副業をはじめませんか?
人生を変えるためには、いつもとは違うことをしなくてはいけない。本書を読み、朝活をはじめて人生を好転させる1歩を踏み出そう!
もっと効果的・効率的に読書したい人は「ながら耳読書」がベスト!
ここまで、本の内容がスッと頭に入る「正しい本の選び方3ステップ」を解説してきました。
とは言っても、毎日目がまわるように忙しくて読書時間が確保できない…というのが本音ですよね。
私は激務のコンサルタント業界で働いているので、とても分かるんです…。
そんな人は「ながら耳読書」すればOKです。
本を「読む」から「聞く」に切り替える効果は絶大です。
なぜなら、通退勤時間や家事など一人で行動している時間が、すべて読書時間にあてることができるからです。
私は「本の要約サービスflier(フライヤー)」を活用して、こんな場面で耳読書をしています。
- 朝散歩しながら耳読書
- 家の掃除をしながら耳読書
- お風呂に入りながら耳読書
- 通通退勤の電車内で耳読書
「忙しくて本を読む時間がない…」とお悩みの方は、こちらの記事で解決方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
「正しい本の選び方」をおぼえて最短距離で知識・技術を身に付けよう!
今回の記事では、「将来に向けて読書をはじめたけど、どんな本から読み進めれば良いのか分からない…」という悩みの解決策を紹介しました。
さいごにもう一度復習をしましょう。
- 人生観を広く学べる本(目標設定)
- 本の読み方を学べる本(読書技術の習得)
- 習得したい知識や技術を学べる本(専門書)
まずは自分が目指したい将来の方向性を定め、次に本の読み方を学んで基礎力をガッチリ固めてから、それ以降は学びたい知識や技術に関する専門書を読みまくりましょう。
基礎力を身に付けるSTEP-1・2の過程がとても重要です!
私はずいぶん遠回りをしましたが、この読書の順番を身に付けてから「この本読まなくても良かったな…」という失敗本を手にとる確率が下がり、アウトプットできる時間がガツンと増えました。
本は読んで終わりではなく、本を読んで学んだことをアウトプットしてはじめて身に付きます。
今回の記事はここまでです。
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