【新常識】今の30代っておかしいの？一般的な誤解を解き明かす

この記事は、いま30代後半で普通の会社員をやりながら副業にも挑戦し続けている僕が、上記の疑問を持つ方に向けて書きます。

ごく普通の会社員として働きつつ、副業でもガッツリ稼いで自分のやりたいことを実現している僕が、いまの30代を代表して価値観や考え方を主張します。

「今の30代って…本当におかしい？」一般的な誤解を解き明かす

「今の30代はおかしい」という声を耳にすることがありますが…それって本当でしょうか？

ここでは、いまの30代が直面している「特殊な環境と変化への適応」に焦点を当てて、一般的な誤解を解き明かしてみましょう。

社会の環境が変化している中の30代

「経済の不安定さ」や「労働市場の変動」が、いまの30代に多くの課題をもたらしています。

「我が国の構造問題・雇用慣行等について」では、次の通り書かれていました。

若年期に入職してそのまま同一企業に勤め続ける者の割合をみると、2016年時点で大卒正社員の５割程度、高卒正社員の３割程度を占めるものの、長期的には低下傾向。

我が国の構造問題・雇用慣行等について
平成30年6月29日 厚生労働省職業安定局

つまり、今まで当たり前とされていた終身雇用制度はほとんど崩壊しており、多くの30代は、キャリアの安定よりも「意味ある仕事」や「自己実現」を重視するようになっています。

僕らは、不確実な社会に柔軟に適応しようと、新しい働き方や生活スタイルを探求しているのですね。

「LIFE SHIFT（ライフ・シフト）」が気になる方は、僕が書いた書評記事を参考にしてください。

誤解されがちな進化（ワークライフバランスの探求）

いまの30代のライフスタイルや働き方は、しばしば誤解を招きます。

僕らは1つの会社や業界に依存することなく、「副業」や「フリーランス」といった新しいワークライフバランスを探求しているだけ。

時代の要求に応じた進化（新たなキャリアを模索）

「おかしい」と言われる今の30代の行動は、つねに時代の変化にアンテナを張り続け、それに応じようとしているだけ。

テクノロジーの進化や社会的期待の変化に対応するため、20代で仕事の基本を身に付けた僕らは、柔軟に行動や思考を変え、新たなキャリアを模索しているのです。

「プロティアン」が気になる方は、僕の書いた書評記事を参考にどうぞ。

「昔と今、何が違うの？」世代間での価値観の変化を考えてみる

「時代が変われば、価値観も変わる」―当然ですが、昔と今の30代では、仕事や人生に対する考え方が大きく異なります。

ここでは「世代間での価値観の変化」を探り、どのような違いがあるのか考えてみましょう。

昔と今の価値観の違い（予測不可能なキャリアパス）

僕らより20〜30歳年上の世代が30代だったころは「高度経済成長」と「安定した雇用」の中で、バリバリ当たらいてキャリアを築いていきました。

しかし今の30代には、経済成長や安定雇用といった保証がありません。

なぜならば、グローバル化や技術革新などの変化が、予測不可能なキャリアパス^※を生み出しているからです。

• キャリアパス：会社員がある職位に就くまでに辿ることとなる経験や順序のこと

新しい働き方の探求（テクノロジーの進化）

いまの30代は、変化に対する柔軟性（フレキシビリティ）やワークライフバランスを重視する傾向にあります。

この背景には、次のような「テクノロジーの進化」があるからです。

これらテクノロジーは、フリーランスやリモートワークといった「新しい働き方を実現する基盤」になっているでしょう。

価値観の変化がもたらす社会への影響

価値観の変化は、社会にも大きな影響を与えています。

例えば企業に対して、次のような変革を求める声が高まり続けていますよね。

• 1：異なる意見や立場、価値観など受け入れて調和を図ること
• 2：より良く生きようとする生活態度のこと

【キャリアと生活のバランス】僕らは新たな挑戦を試みている

いまの30代は「キャリアの成功」と「生活の充実」のバランスを見つけようと、新たな挑戦を試みています。

キャリアの成功と生活の充実のバランスを、どのように実現しようとしているのか…その方法と僕らが直面している困難に焦点を当てていきます。

ワークライフバランスの必要性を理解する

多くの30代は、単に職場で成功すること以上に「プライベートな時間も価値あるものにしたい」と考えています。

これは仕事だけでなく、家族や趣味などにも充実感を求める「現代の価値観」が反映されているでしょう。

新しい働き方の模索

フレックスタイム制やテレワーク、仕事とプライベートの境界を自由に設定できる職場環境など、いまの30代は自分に合った働き方を積極的に模索しています。

こうやって僕らは仕事の生産性を高めつつ、家庭やプライベート時間を大切にするバランスを実現しようとしているのですね。

会社組織文化の変化への影響

僕ら30代による働き方へのアプローチは、会社組織全体にも影響を与えています。

多くの企業が従業員の幸福を重視する文化へとシフトしており、ワークライフバランスを促進するための施策を積極的に導入しています。

【これからの30代にとっての新常識】副業をやるメリット・デメリット

経済的自立とキャリアの多様化を求める今の30代にとって、ゼッタイに見落とせない●●●●●●●●●●●のが副業。

「令和４年就業構造基本調査結果」によると、下グラフの通り、副業に取り組む人は10年前に比べると4割強も増えています。

追加収入を得られたり自己実現を達成できたりなど、副業には多くのメリットがあるものの、いくつかのリスクも伴うのが事実。

ここでは「副業を実践するメリット・デメリット」について詳しく掘り下げます。

副業を実践するメリット7つ

副業を実践するメリットを7個ピックアップしてみました。

追加収入の獲得	経済的な余裕を生み出せる
新しいスキルの習得	市場価値のある新しい能力を伸ばせる
ネットワークの拡大	異なる業界の人たちとのコミュニティを作れる
キャリアのリスク分散	職業の柔軟性を高めて不況への不安を軽減できる
趣味や情熱のビジネス化	個人の興味や情熱から収益を生み出せるようになる
将来的なキャリアの選択肢拡大	人生100年時代の長期おいて新たな道を模索できる
自己表現や個人ブランディング	副業を通じて自分のブランドを確立することができる

僕は34歳で副業をはじめてから、そこから得たメリットなどを発信し続けています。

副業ブログについては、コチラの記事で徹底解説しています。

副業を実践するデメリット3つ

一方、副業を実践するリスクは以下の通り。

これらデメリットは、副業を実践するメリットとのトレードオフの関係になりますね。

【Q&A】よくある質問にお答えします

ここでは「今の30代はおかしいの？」とモヤモヤしている方に向けて、よくある質問に回答していきます。

30代のキャリアパスにおいて最も重要なことは何ですか？

30代のキャリアパスでは、自己実現と経済的自立を目指し、多様な働き方を模索することが重要です。自分自身の価値観に合ったキャリア選択が、長期的な満足と成功への鍵となります。

キャリアの多様性をどのように探求すれば良いですか？

キャリアの多様性を探求するには、異なる業界や役割での経験を積むこと、関連する研修やセミナーに参加することなど考えられますが、もっとも確実＆最短距離は「自分の興味や強みを活かせる副業」を見つけることでしょう。

30代でキャリア転換を考える際の最初のステップは何ですか？

キャリア転換を考える際の最初のステップは、自己分析を行い、自分の興味、強み、価値観を深く理解することです。僕の書いたKindle本「じぶんに嘘つかない副業ブログジャンルの選び方」は、非常に参考になるでしょう。

副業を始める際の一番の注意点は何ですか？

副業を始める際の一番の注意点は、本業とのバランスを保ちながら時間管理を徹底することです。また、副業が法的に許可されているか、そして本業に影響を与えないようにする必要があります。（本業をおろそかにするのは本末転倒）

経済的自立を実現するためにはどのような準備が必要ですか？

経済的自立を実現するためには、まず財務状況を正確に把握し、収入源を多様化することが重要です。副業や投資を検討し、貯蓄と債務管理にも注意を払う必要があります。

まとめ：【新常識】今の30代っておかしいの？一般的な誤解を解き明かす

この記事の内容をまとめましょう。

変化する時代の中で、僕ら30代は「自分の価値観に合った多様な働き方」を模索しています。

その中でも副業への挑戦は、自己実現の場として新たな心身のバランスを実現し、収入源の多様化にもつながる最適解です。

特に、小さな一歩からはじめられる「ブログ」は、自己実現と新しい収入源を確保できる最高の副業だと僕は考えています。

副業に興味を持ったならコチラの記事もご覧ください！