
今に満足してない?人生の選択肢を増やす「自立サラリーマン」になる

突然ですが、もしあなたがサラリーマンなら次の2つを問いたい。
- いま働いている会社に100%満足していますか?
- 友人に自分の会社を10段階評価でどのくらいオススメできますか?
私の感覚だと、「100%満足している」「10評価でオススメできる」と言える人は5%もいないと思います。
もちろん私もその5%に入っていません。
僕は転職を一度経験しており、いまは以前の会社より働きやすい環境を手に入れた上で、年収が100万円以上もアップしています。
ですが、私はたびたび自分の働き方を客観視したり、定期的に転職エージェントと面談したり求人情報をもらって、自分の市場価値を把握するようにしています。
いまの会社がイヤになって、もう一度転職を考えているわけではありませんよ。
「自分には選択肢があるんだ」と自覚できるようにしているんです。

豊かな生き方とは「いつでも選択肢がある生き方」だと思うのです。
今回の記事でお伝えしたいことは、次の通り。
思考停止でいまに妥協せず、常に探し、常に学び、そして磨け!


今回は、私が考える「ひとつの会社に依存しない自立サラリーマン」について語っていきます。(※「自立サラリーマン」は私が作った言葉です)
次に該当する人は、今回の記事をぜひ最後まで読んでみてください。
- 何となく毎日会社で働いてモヤモヤしている人
- いまの会社で満足した気になっている人
- これから転職や独立を考えている人
それでは本編にいきましょう!
思考停止で働き続けるのはキケン


あなたも次の言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
- 副業解禁
- 働き方改革
- 終身雇用崩壊
- 人生100年時代
- 老後2,000万円問題
それぞれの解説は他のサイトにゆだねるとして…
いまの時代、思考停止のまま一つの会社にしがみついて働き続けるのはリスクが大きいんです。
なぜなら、AIやロボットの躍進で仕事を奪われたり、新しい知識・技術の吸収が速い後進世代に追い抜かれたりするからです。


※上図は村山昇氏の著書「キャリア・ウェルネス」から引用し、当ブログで一部編集を加えています。
さらに、いまの時代は働く期間が伸び続けているため、1つのキャリアを磨くだけでは長持ちしなくなっています。


これからの私たちは、常に自分のキャリアと向き合い、新しい情報にアンテナを張って新しいことを学び、そして複数スキルを身につけて磨かなければいけないんです。



だから、思考停止のまま一つの会社でただ働き続けるのはキケンなんですよ。
とは言っても、サラリーマンを続けるメリットは大きい


「だったらサラリーマンを辞めて自分の好きな仕事で起業すればいいじゃん」という人もたくさんいます。
でも、私は何だかんだサラリーマンを続ける方が良いと考えています。
サラリーマンのメリット
なぜなら、サラリーマンは次のメリットが大きいからですね。
- 給料が安定する
- 世間体が良い
- 信用がある
サラリーマンは固定給がほとんどなので、沈みかけている会社ではない限り給料は支払われるし、理由がない限り雇用は守られます。
社会保険や厚生年金があり、半分は会社が負担してくれる。
社会的な信用もあるので、ローンやクレジットカードの審査も通りやすいです。



何だかんだ言われても、サラリーマンは悪くないです。
サラリーマンのデメリット
もちろんサラリーマンはデメリットがあります。
- 会社に依存しがち
- 会社にコントロールされがち
- どんな仕事でも会社のためにやらきゃいけない
これらは会社と雇用契約するサラリーマンなら、当然のことですよね。
会社に依存してコントロールされてはいけない
サラリーマンが陥ってはいけないのが、デメリットであげた「会社に依存する」と「会社にコントロールされる」こと。
これは“思考停止で働き続けるのはキケン”で書いたことに加えて、こんなリスクもあるからですね。
- 急な社会変化で会社が倒産するかもしれない
- 急な経営方針の転換で給与が大幅削減されるかもしれない



会社に依存した状態で会社が大きく傾くと、一気に安定した生活を失うリスクがあります。
私が一度転職を決意した理由


ここまでいろいろ語りましたが、私は一度転職を経験しています。
私が前の会社から転職を決めた理由は、ざっくり次の通りです。
- 会社の枠を超えた活躍が見込めないから
- 対外的な付き合いを増やして経験値を積み上げたいから
- 目指していた先輩に追いついた後、さらに目指したい人がいなかったから



僕は28歳で転職意志を固めて、翌年に猛勉強して1年で国家資格を取得。その後は実務で実績を積み上げて、自信がついた33歳でステップアップ転職しました。
まさにスキルアップのために転職を決意し、割といい感じでステップアップできたと思っています。
当初は年収キープの条件で転職しましたが、望んでいた環境で楽しく働くことができると自然に評価も上がり、結果的に年収は100万円以上アップしました。
経理部員向けに1年以上転職活動に時間をかける【じっくり転職】のノウハウを発信しているブログ「けいりば」も、転職の一つの考え方としてご参考にしてください。
いまでも私は複数転職エージェントに登録している


こんな感じで私は転職に成功していますが、いまでも4つの転職エージェントに登録を続けて、求人情報やスカウトを受けたり、エージェントの方とキャリア相談しています。
なぜなら、「自分には選択肢があるんだ」と自覚を持ち続けるためです。
この状態でいると精神的な豊かさにつながり、あらゆることがプラスに傾いていくんです。
- 好きなタイミングで今のスキルを活かした他社に移籍できる(自分にはスキルがある)
- だから、会社では自分がやりたいように仕事を進められるし思い切ったチャレンジもできる
- だから、副業をはじめて新しいスキルを身につけたい!と意欲がドンドンわいてくる
- そして、いまのスキルと副業で身に付けたスキルをかけ合わせれば、貴重な人材になれる



こんな感じで会社に依存しない「自立サラリーマン」になることができるんです!
私がオススメする転職の思考法


では、私がオススメする転職の思考法を2つお伝えします。
- とことん自分と向き合って、ぼんやりキャリアの方針を決める
- 常に新しい情報を入手して、複数の選択肢を持ち続ける
どちらもすぐに人生が変わるスペシャルな方法ではありませんが、いまからコツコツ取り組めば、必ずあなたが望む方向へ確実な一歩をふみ出すことができます。
一つずつ見ていきましょう。
とことん自分と向き合って、ぼんやりキャリアの方針を決める


これには次の2つの方法があります。
- キャリアコンサルタントに相談する
- たっぷり時間をかけて自問自答する
さらに深掘りしていきます。
キャリアコンサルタントに相談する


キャリアコンサルタントに相談すれば、割と早く自分のキャリア方針を見つけられます。
なぜならプロのトレーナーから質問を投げかけられることで、自分自身について徹底的に深掘りできるからですね。
自分一人の自己分析だと、なかなか深いところまで掘り下げるのが難しいんですよ。
ただし、それなりに費用が必要です。
有名なキャリア相談サービス「ポジウィルキャリア(POSIWILL CAREER)」の場合、コースの内容によって40~70万円の料金設定です。



「高っ!」と思いますが…僕のように転職で年収が100万円アップすれば、たった1年でペイできますよ。
たっぷり時間をかけて自問自答する


私はこちらをオススメします。
誰でも転職で年収アップが確約されることは無いし、やはり50万円近い料金をエイッと支払うには「それなりの時間と覚悟が必要」だからです。
では、どのように自問自答しながらキャリアの方針を見つけていくのか―
ずばり、じっくり本を読んで考えてください。



本を読み、そこに書かれる知識を落とし込んで自問自答すれば、必ず自分のキャリアの方向性が見つかります。
時間はかかりますが、私はキャリアの方針を考えるためには、じっくり自分に向き合う時間が必要だと考えています。
私が読んだキャリアに関連するオススメ書籍5冊を紹介しますので、ぜひ読んでみてください。


なお、サラリーマンは本を読む時間がなかなか取れないと思いますので、スキマ時間でサクッと本要約を読んだり聴いたりできる「flier(フライヤー)」や「サマリーオンライン」を活用すると効率が良いです。
詳しくはコチラの記事を参考にしてください。




常に新しい情報を入手して、複数の選択肢を持ち続ける


これに関しては転職エージェントに登録しておくのが最も確実な方法です。
エージェントは担当者との相性が大事なので、できるだけ多く登録して試すことをオススメします。
私が登録している転職エージェントはコチラの4つ。
すべて無料登録で、もし転職が決まっても料金を支払うことは一切ありませんので、まずは登録をしておきましょう。



いまはZoomなど使って自宅からラフな格好で気軽にエージェントと面談できるので、積極的に面談してリアルな情報をどんどん収集できますよ!
また「ミイダス」を使えば、現時点で自分にどれくらいの市場価値(年収)があるのかを、ざっくり調べることができます。



僕の実感だと、やや年収が高めに出る傾向があるため「表示年収-50万円」がリアルな数字だと思いますが、気軽に使えるため一つの参考にすると良いですよ♪
まとめ:思考停止でいまに満足せず、常に探し、常に学び、そして磨け


今回の記事は、私が考える「ひとつの会社に依存しないサラリーマンの自立」を、主に次の人に向けて語りました。
- 何となく毎日会社で働いてモヤモヤしている人
- いまの会社で満足した気になっている人
- これから転職や独立を考えている人
この中でも“いまの会社で満足した気になっている人”こそ、今のうちに自分の選択肢を増やしておくと良いでしょう。
なぜなら、いまの会社だから上手くいっているだけで、その知識・技術が別の会社で通用するとは限らないからです。



「いまの場所(会社)が自分の成長につながるか?」に着目して考えてみてください。
コチラの記事もどうぞ!


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