
【誰でもわかる】ワーク・シフトの具体的なアクションプラン3つ

今回は、将来の働きかたを考えるきっかけになる本「ワーク・シフト(WORK SHIFT)」を紹介します。
- 充実した働きかたを送るために、これから転職しようと考えている人
- いまの働きかたで本当にいいのだろうか…と不安を感じている人
- ワーク・シフトを読もうと思いつつ、時間がなくて読めていない人
「ワーク・シフト」は未来の働きかたを描いたベストセラー本として有名であり、すでにご存知の人もいるのではないでしょうか。
「読んだことがある」という人もいるかもしれませんが…内容はおぼえていますか?

…というのも、この本はとても分厚いので、読み進めたけど「途中で何を言ってるのか分からなくなった…」と挫折した人もいると思うんです。
そんな「ワーク・シフト」を読んだことのある人や、途中で読むことを挫折した人も含め、とりあえずこの記事を読めばオッケーです。
それでは、さっそく見ていきましょう(^^)/
【誰でもわかる】ワーク・シフトの具体的なアクションプラン3つ

まず、「ワーク・シフト」では、これからの時代で成功するためには、以下3つの<シフト>を実現する必要があると書かれています。
- ゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ
- 孤独な競争から「協力して起こすイノベーション」へ
- 大量消費から「情熱を傾けられる経験」へ

…なんだか言葉が抽象的で、むずかしくないですか?
本書を読めば「なるほど」と思えるのですが、なにせ本が分厚くて言葉はやや難しいため、集中力を保って読むためには、それなりの時間と覚悟が必要です。
そこで本書をじっくり読み理解した私が、この3つの<シフト>を誰でもわかる具体的なアクションプランに変換して紹介します。
ワーク・シフトの具体的なアクションプラン3つ- 自分の「得意・好き」を徹底的に磨き、その数を増やしてつなげていく
- SNSのサブアカウントを作り、幅広いコミュニティに属して、常に学ぶ
- 「お金・成功」を目指さず、バランスの取れた働きかたの中で幸せを見つける
それぞれ1つずつ解説していきましょう。
自分の「得意・好き」を徹底的に磨き、その数を増やしてつなげていく

これからの社会で必要とされるのは、ずばりスペシャリスト。
…とはいえ、1つの分野だけを磨いても、その分野自体が寿命をずっと保てる確率は低いので、スペシャルの数を増やすことが重要になります。
ちょっとイメージしにくいと思うので、例えを出しますね。
- ながく建設業界に身を置いている→「建設業界」には精通している
- 読書が好きで、忙しい日々でも月10冊以上本を読む習慣を身につけている
- 建設業界の人たちに「忙しい日々でも読書習慣を身につける方法とそのメリット」を発信する
- 情報発信を続けてライティング技術を習熟し、本の出版を実現する
こんな感じで、自分の「得意」と「好き」を磨き掛け合わせることで、分野を横断したスペシャリストになれる。

これなら私のような普通の会社員でも、現実的に目指せるシフトではないでしょうか。
SNSのサブアカウントを作り、幅広いコミュニティに属して、常に学ぶ

私たちは仕事をしていれば、同じ志を持った「仲間」をつくることはできますが、この「仲間」だけでは同じ方向にしか進めないというリスクがあります。
それではイノベーションが生まれず、いずれ頭打ちになってしまうリスクがあるんです。
これを防ぐためには、自分のネットワークの外にいる人たちとの接触を増やし、多様なアイディアや視点を組み合わせて、新しい気付きを学ぶことが大切になります。

現代ならばもっとも現実的で手っ取り早い手段がこちらです。
SNSのサブアカウントを作り、幅広いコミュニティに属する
たとえば、先ほど紹介したこちらを再び例に出します。
- ながく建設業界に身を置いている→「建設業界」には精通している
- 読書が好きで、忙しい日々でも月10冊以上本を読む習慣を身につけている
- 建設業界の人たちに「忙しい日々でも読書習慣を身につける方法とそのメリット」を発信する
- 情報発信を続けてライティング技術を習熟し、本の出版を実現する
この場合、身バレしないSNSのサブアカウントを作り、自分が読んだおススメ本や読書術を発信するとどうでしょうか。
読みたい本を探している人や読書術を身につけたい人に役立つのはもちろん、同じ読書好きの人たちとの交流が増え、本業とは別のコミュニティに属することができます。
本業と別のコミュニティで新たな視点やアイディアを学び、これを本業に組み合すことができれば、価値が倍増してスペシャルな存在になっていくでしょう。
「お金・成功」を目指さず、バランスの取れた働きかたで幸せを見つける

これが3つの<シフト>の中でもっとも難しいけど、もっとも重要な土台となるのがこちらです。
人はどうしても周りの人と比べて「お金・成功」を求める底なし沼に引きずりこまれがち。
すべての時間とエネルギーを仕事に吸い取られる人生ではなく、仕事にやりがいを味わえて、バランスの取れた働きかたにシフトして、こんな何気ない日常に幸せを見つけるべきなんです。
- 美味しい珈琲をゆっくり飲む
- 好きな仕事、やりたい事をやる
- 好きな人と何気ない会話を楽しむ
- おいしいご飯を腹8分目まで食べる
- 明日が来る事を楽しみにぐっすり寝る
これに関しては、こちらの記事と合わせて読んで頂きたいです。

3つ目のアクションプランは本書の解釈から少し変えている

先ほど紹介した3つのアクションプランのうち、3つ目に紹介した“「お金・成功」を目指さず、バランスの取れた働きかたの中で幸せを見つける”について、じつは本書と少し異なる見解を書きました。
本書における3つ目の<シフト>は、この通り書かれています。
〈第三のシフト〉は、大量消費主義を脱却し、家庭や趣味、社会貢献などの面で充実した創造的経験をすることを重んじる生き方に転換すること。
社会貢献で充実した人生を送っている人もたくさんいます。
しかし、社会貢献で充実した経験を積めるのは、大きな成功を成しとげ、その次のステップとして見出すことのできる充実だと、私は考えています。
つまり、私のような普通の会社員がここを目指すのはハードルが高くてリスクが大きい。

そう感じたため、バランスの取れた働きかたの中で幸せを見つけるべきと書きました。
さいごに
今回は「【誰でもわかる】ワーク・シフトの具体的なアクションプラン3つ」と題して、ベストセラーながら分厚くて読み解きにくい本「ワーク・シフト」を、以下の通り簡単にひも解いて紹介しました。
ワーク・シフトの具体的なアクションプラン3つ- 自分の「得意・好き」を徹底的に磨き、その数を増やしてつなげていく
- SNSのサブアカウントを作り、幅広いコミュニティに属して、常に学ぶ
- 「お金・成功」を目指さず、バランスの取れた働きかたの中で幸せを見つける
ただ漫然と人生を過ごしていては、多くのチャンスを逃してしまうかもしれません。
今後の人生で幸せな働きかたを実践するためには、さまざまな選択肢のメリット・デメリットを深く理解したうえで、自分で道を選んでいくことが重要になるでしょう。
もっと「ワーク・シフト」を深く知りたい人は、ぜひ本書を手に取って、じっくり時間をかけて読んで頂きたいと思います。
今回の記事はここまでです。
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