【体験談】リセールバリューが高い家=大手ハウスメーカーの建売住宅
マイホームを購入したいけど、ずっと住み続けるのか分からないよな~…
本記事では、こんな人に向けて「家のリセールバリュー」を解説します。
あなたは「リセールバリュー」という言葉を知っていますか?
リセールバリューとは「一度購入したものを販売する際の再販価格のこと」を言います。
中古車販売ではよく使われる言葉です。
私は25歳で一戸建てのマイホームを3,200万円で購入し、32歳の時に2,550万円で売却しました。
マイホームには約8年間住んだので、1カ月あたりの支払いに換算すると、以下の通り計算されます。
⇒(購入金額3,200万円-売却金額2,550万円)÷8年÷12カ月≒6.8万円
住宅ローン返済は約8.8万円/月だったので、約2.0万円/月も安く住んだと考えることができます。
これからマイホームを買おうと考えている人にとって、同時に将来そのマイホームを売ることまで考える人は少ないと思います。
マイホームを買えば、ずっとそこに住み続けるものだと考えますよね…。
でも変化が激しい現代、いつライフスタイルの変化が訪れるのか分かりません。
- 突然の転勤
- 離婚
- 親の介護
- 自己破産
- 隣人トラブル…など
マイホームは金銭的な価値だけで決めるものではないのですが、その一方で、マイホームの購入には非常に大きな支出(=高いリスク)を伴うことは事実なのです。
そこで今回は、私のマイホーム購入&売却経験をふまえた「リセールバリューが高い家とは?」を解説していきます。
これからマイホームを購入しようと考えている方は、ぜひ最後まで読んでほしいです。
マイホームのリセールバリューには土地条件も無視できないのですが、地価は変動して将来予想が難しいので、今回は建物のみに着目して記載します。
「リセールバリューが高い家=大手ハウスメーカーの家」である
はじめに結論ですが、リセールバリューが高い家とは「大手ハウスメーカーの家」です。
ブランド力のある大手ハウスメーカーの家は、リセールバリューの観点で以下4つのメリットがあります。
- 大手ハウスメーカー好きのファンがいる
- 誰でも住みやすく欠点がない間取りや設備
- 職人の施工精度が高い
- アフターメンテナンスが充実している
1つずつ掘り下げて解説していきますね。
大手ハウスメーカー好きのファンがいる
ハイブランドの洋服・時計・車は人気があるように、ブランド力の高いハウスメーカーの家は人気があります。
つまり、ブランド力のある大手ハウスメーカーが建てた家は、工務店や中小ハウスメーカーが建てた家より高値で売れる可能性がグッと高いのです。
高級時計「ロレックス」は資産価値を生むように、これと同じ考え方ですね。
私が購入・売却したマイホームのハウスメーカーはスウェーデンハウスです。
スウェーデンハウスは、オリコン顧客満足度調査【ハウスメーカー/注文住宅】で常時トップに選ばれている日本トップクラスのハウスメーカーです。
札幌近郊の石狩郡当別町には、スウェーデンヒルズという街全体がスウェーデンハウスで建てられた広大な住宅地があります。
私は何度かスウェーデンヒルズに足を運んだことがあり、まるで北欧にいるような魅力的な世界観に引き込まれます。
その一方、お世辞にも便利なくらしができる立地環境ではないので、いざ自分が住むとなれば相当の覚悟が必要になるとも思い知らされます。
それでも、スウェーデンハウス好きの人はわざわざ本州からスウェーデンヒルズに移住したり、別荘として購入されているんです。
この価値観は中古住宅市場でも変わりません。
実際にスウェーデンハウスを売りに出すと、このような人がいるんです。
スウェーデンハウスの新築は値段が高くて手が出ないけど、中古ならぜひ買いたい!
私の家を購入した方も「スウェーデンハウスだったから」が決め手の一つと言っていました。
職人の施工精度が高い
大手ハウスメーカーの場合、建築資材の加工の多くを工場で行うケースがほとんどで、きびしい検査も相まって高品質が保たれやすいと言うメリットがあります。
もちろん、これは売却する時にもメリットになるんです。
家を売り出すときは劣化が少なく、購入した方も安心して住めますね。
私がマイホームを購入した頃、ほぼ同じ時期に友人もマイホームを購入したということで、お互い新築マイホームの見学会に誘い合いました。友人は地元工務店で建てた家でしたが…なんと、できたばかりにも関わらず、こんな初期欠陥が見つかったんです…。
- 壁紙が所々はがれている(とくに施工が難しい曲線加工部)
- コンクリート基礎にたくさんの初期ひび割れが発生している
- 階段手すりの取り付けボルトが緩んでいてグラついている
誰でも住みやすく欠点がない間取りや設備
工務店で家を建てるメリットの一つに自由設計があります。
あなたの理想とする間取りを実現できる自由設計は夢があふれていますよね。
でも、家を売るときは自由設計した間取りが万人受けするとは限らず、デメリットになる可能性があるんです。
外観や間取りが個性的で特殊な一戸建ては、残念ながらほぼ需要がありません…
大手ハウスメーカーの場合、過去に数万棟とある建築実績から得たノウハウをふんだんに活かし、誰にでも満足度の高い間取りや設備を次々と提案してくれます。
「決められたプランの間取りはつまらない」という意見はありますが、将来家を売却するときは「誰でも住みやすい間取りや設備」がセールスポイントになるのです。
アフターメンテナンスが充実している
大手ハウスメーカーの最大の魅力は長期保証が受けられることでしょう。
スウェーデンハウスでは「ヒュースドクトル50(50年間無料定期健診システム)」があります。
長期保証は家のオーナーではなく「家」自体につくため、入居者が変わっても家の定期健診は継続されます。
中古住宅を買う人にとって、購入後もハウスメーカーが引続き検診してくれるのは安心ですよね。
注文住宅よりも建売住宅のほうがリセールバリューがさらに高い
大手ハウスメーカーの家でも、注文住宅よりも建売住宅のほうがリセールバリューは優れているでしょう。
建売住宅はハウスメーカー側にとってはこのようなメリットがあり、それによって注文住宅より高品質な家を割安で提供できるのです。
- 既にある設計プランが準用できるため内業の人件費が省ける
- 同一規格の資材をまとめて発注することで資材単価を下げられる
- 施工方法が同じであるため、品質のばらつきが生じにくい
これらに加えて「職人の施工精度が高い」「誰でも住みやすく欠点がない間取りや設備」もかけ合わされるため、大手ハウスメーカーの建売住宅は最強です。
リセールバリューを意識するなら「大手ハウスメーカーの建売住宅」
今回は「リセールバリューを考えたマイホームの買い方」を紹介しました。
最終的な結論は「大手ハウスメーカーの建売住宅」を購入することです。
マイホームは金銭的な価値だけで決めるものではないのですが、マイホームの購入には非常に大きな支出(=高いリスク)を伴うことも事実なのです。
私たちは人生100年時代を生きています。
変化の激しい現代、いつライフスタイルの変化が訪れるのか分かりません。
マイホーム購入を検討している人は、今回の記事を通して「リセールバリューの高いマイホームを購入してライフスタイルの変化に備える」という考え方を、ぜひ覚えてください。
今回の記事はここまでです。
コチラのサイトも参考にしてください。
- CITY INVESTOR:世界的金融街「City of London」で得た金融情報を発信
- GLOBAL MACRO:マクロ経済の動向の読み方を発信
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